子供を変える魔法の言葉!叱り方のコツ

何度言っても治らない?!子供の問題行動

片付け、宿題、明日の準備…何度注意してもちっともやろうとしない、と怒るあなた、よくわかります。
私もかつてその一人でした。
でも、ある魔法の言葉のルールを知ってから、驚くほど子供たちが変わり始めたのです。その魔法の言葉のルールとは…

子供を怒るときにやってはいけない事ワースト3

まずは子供を叱る時の「禁句」から知る事を始めましょう。

【子供を叱るときにやってはいけない事】
1.おどす(例:〇〇しないと1年生になれないよ、▲▲だとAちゃんに嫌われるよ、等)
2.子供の人格を否定する言葉を言う(例:あんたバカじゃないの?、どうしていつもそうなの? 等)
3.怒鳴り散らす、大声で叱る(ガミガミ)

ガミガミ怒りは良くない理由

子供を脅して何かをさせようとするその意図に、子供はいつか気づきます。
あなたも配偶者や上司にそのおそのようなおどしの言葉を使われたらどのように感じますか?
反発を感じ、そのような意地悪な言い方には従わないぞと心に決めるのがオチです。
また、人格を否定したり、怒鳴り散らしたりするのも最悪です。
もともとそんなに嫌いではなかった事も、何かする前にこのように怒鳴られたり罵られたりしたら、間違いなくそのやる事自体が嫌いになってしまうでしょう。
勉強が別に嫌いではなかったのに、宿題をしろとガミガミ言われ続けた結果、勉強大嫌いの子が出来上がる話をよくお聞きします。
何かをさせたいときに威力を発揮するのは、ガミガミではないのです。

ガミガミ怒りは良くない理由2

小学生時代は、愛情をたっぷりアピールしつつ、社会のルールを学ばせるべき時です。
ルールを守り、子供が自分一人でできるようになるには、子供に「自分の失敗のツケをとらせる」「子供自信に考えさせ、ある程度やり方を任せる」事が重要です。
親のガミガミは、結局のところ、この貴重な機会を奪い、親がいなくては何もできない子にしてしまうことなのです。
少しくらい失敗してもいいので、小学生のうちこそ、自分で考えさせる習慣を身につけさせましょう。
ガミガミ、となりそうだったら、ほらそこで一回深呼吸です!

びっくりするほど子供が変わるほめ方は?

ではここで子供への注意の仕方のコツをお伝えしましょう。
それは「こうして欲しいな」という形で伝えることです。
つまり、静かにして欲しい時には「うるさい!」と怒鳴るのではなく「静かにしてくれると嬉しいな♡」など、自分の希望の形を、否定的な言葉でなく、肯定的な言葉にするのです。
またコンビニや施設のトイレで、このような張り紙を見たことはありませんか?
「いつもトイレをきれいに使ってくれてありがとうございます」。
これは誰でも持っている、相手の期待に応えようとする心理を利用したテクニックです。
さすがに自分の子供にここまで言えないという方は、まず注意する言葉を否定ではなく、肯定的な言葉にすることから始めて見ましょう。

子供を動かす魔法の言葉

●●ちゃんならできるよね!

いつも頑張ってるね

○○は本当は優しい子なんだよ

ポジティブな言葉がけをするメリット

親からの言葉は子供にとってまさに「魔法の言葉」。
知らず知らずのうちにその言葉の通り行動するようになります。
いつも親から否定的な言葉ばかり投げつけられた子供は、その言葉の「ネガティブな期待」に応えようと無意識に行動するようになります。
逆に「いつもありがとう」「ちゃんとできるよね」など、ポジティブな言葉をかけられ続けた子供は、「自分はできるんだ」という自信を持つようになるのです。

最後に

親の対応ひとつで変わってしまう子供の自信、親はくれぐれも子供の将来の可能性を奪ってしまわないよう、気をつけたいものですね!
またたとえ魔法の褒め言葉で子供が変わらなかったからと言って、焦ってまたガミガミに戻らないようにしてください。子育てに大事なのは根気です!今すぐに結果は出なくても、じっくり見守られることで、子供は間違いなく成長していくのです。
ちなみに、こちらの内容はこのページに載っている本「子供が育つ魔法の言葉/ドロシー・ローノルト(著)」を参考にしました。
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